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徳島映画センター 上映中作品

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死線を越えて

解説

 生涯に二度三度と死を宣告されながらも貧民救済運動に一生を捧げた賀川豊彦(1888~1960)の、自伝的小説「死線を越えて」の映画化。
監督は、社会派監督として評価の高い山田典吾。主演の賀川豊彦には、国広富之。その妻ハルには、黒木瞳。ほか、長門裕之、松原千明、橋爪功など個性豊かな演技人で描かれる。

賀川豊彦とは

 明治22年、神戸市に生まれる。4歳で両親と死別。鳴門市大麻町東馬詰の父の実家に引き取られ、徳島県で成長した。
旧制徳島中学(現・県立城南高校)時代に、アメリカ人宣教師ローガン・マヤスに導かれ洗礼を受け、牧師となるため明治学院神学科に入学。後に、新設の神戸神学校に転校。在学中の21歳のとき、当時日本最大の貧民街・神戸新川に身をとうじた。

ものがたり

「諸君! 神は愛だ、目に見えぬ神が愛だというのではない。愛する所に生命と神が現れ給うというのだ」
ここは、神戸の貧民窟、ゴタゴタとゴミ箱をひっくり返したような家並みの中、東通りに立って喉も避けよと絶叫する一青年、賀川豊彦-。
彼は医者からあと2年の命と宣告されたが、いのちがある限り善い事をして死のうと思い、貧しい人々の中に身を投じた。ハルという、病で片目を失っても貧しい人々に献身している心優しい女性を伴侶とした豊彦は、この貧しさを根本的に直さなくてはと、アメリカに労働組合の勉強に行く。その後、日本の社会運動史に新しい一頁をつくるも、労組運動が階級闘争に発展していくにつれ、豊彦の優しさはついていけなくなる。
そして今度は、協同組合運動に情熱を注ぎ、生活協同組合・農業協同組合等の全ての協同組合の親となる。
2年のいのちであった豊彦が、72歳で永眠するまで、神は彼をこよなく愛し、幾度も死線を越えさせ、一粒の麦となって地に落ちた。

キャスト

国広富之 黒木瞳 松原千明 長門裕之 橋爪功/他